あなたの文章、ダラダラと長くなっていませんか?
伝えたいことが、最後まで読まないとはっきりしない文章になっていませんか?
そういう時は、
読み手の興味をひける結論を最初に書いてしまいましょう。
「最初に結論を書いてしまうと、その後の文章を読んでもらえないのでは?」
と思われるかもしれませんが、
それは読み手があなたの結論に興味を持てない場合だけです。
あなたの伝えたい結論が、読み手の
「なぜ?」「どうして?」
といった興味をひくことができれば
その後の、「理由」「説明」を読んでくれます。
例えば、あなたは下記の文章のうち、どちらに興味を持ちますか?
- 私は今月100万円儲けました!!その方法は?
- 私は今月100万円儲ける取り組みしました!!その結果は?
もちろん、前者ですよね?
その理由は、100万円を儲ける「方法」と「結果」では
100万円儲けた事実が明確な「方法」が読み手にとって興味が強いのです。
言い換えると、
「方法」を知ることが読み手の「利益(ベネフィット)」
になるからです。
最初の文章で、結論を伝え、読み手の興味をひくことができれば、
読み手は、その後の文章が読み手の利益に繋がると理解するのです。
そうなれば、その後の文章は、当然その結論に繋がる文章になるため、
読み手は非常に高い興味を持って読んでくれるでしょう。
後者の「結果」も最終的に100万円を達成している文章かもしれません。
ただ、その結論はこの文章からは判断できません。
結果を知ることは読み手の「利益」には直結しないのです。
もちろん、その後の文章も100万円を稼ぐための方法かもしれません。
でも、結論が見えないままでは、読み手の興味はイマイチ盛り上がらないことは明確ですよね?
同じ説明を行ったとしても、
最初の一文で興味の持たせ方が大きく変わるのです。
読み手に最後まで文章を興味を持って読んで欲しい場合はこの構成で。
最初に結論(読み手の利益になること)を宣言。
その理由を説明、例を紹介する
最後に改めて結論を伝える。
あなたも、文章を書くときはこの構成を意識するようにしましょう!
ちなみに、この方式は「PREP法」といいます。
Point-Reason-Example-Point
の4つで文章を構成する方法です。
覚えておきましょう~