あなたの書いている文章、主語がはっきりしていますか?
その後の文章を読まないと主語が何であったかはっきりしていない文章になっていませんか?
主語がなく、ぼんやりと進んでしまう文章になっていませんか?
もし、そうであればすぐにでも見直しを行うことをおススメします!
人は、文書を書いていく上で、「誰が」「何が」というものが頭の中に常にあるため
つい、主語を書かず進めてしまうことがあります。
こういった文章は読み手から見ると解りにくい文章となりがちです。
例えば下記のような文章があるとします。
私は、友人のAと一緒に学校に行きました。そして
「おはようございます」
と大きな声を出して教室に入りました。
そして
「Aはいつも元気な声だね。」
と、私は言いました。
この例では「おはようございます」と言った人物(主語)が書かれていません。
その後の文節で「私が」と書かれているので
「おはようございます」と言ったのは友人Aだとわかります。
人によっては「おはようございます」と言った人物を
「私」だと思って読み進めた人もいるかもしれません。
このような場合は次の文節で自分の想定が間違っていることに気付かされることになるのです。
人は文章を読み、その状況を頭の中で自然と想像しています。
ですので、想像と異なる状況が発生すると
それを訂正する必要がある為に少なからずストレスを感じるのです。
こういった文章が続くと、読者は文章に集中できなくなってしまいます。
最悪、読むことを辞めてしまうかもしれません。
解りやすい文章とは、読み手にストレスを与えないものです。
文章の内容を想像することに集中できるものであるべきです。
文章の最後まで読み手にストレスを感じさせなければスッと文章を読みきることができます。
解りやすい文章を書くということで、
あなたの伝えたいことが、ストレスなく読み手に伝わることでしょう。
「主語を意識する」ことは、簡単ですし重要です。
ぜひ、注意しながら文章を書いてみてください。